国民年金基金

国民年金基金は、第1号被保険者（自営業者など）だけが加入できる老齢基礎年金等の上乗せ年金です。したがって、会社員、公務員等（第2号被保険者）やその配偶者（第3号被保険者）は加入できません。

国民年金基金には、「地域型基金」と「職能型基金」の２種類があり、「地域型基金」は各都道府県に１つ、「職能型基金」は１つの職種につき全国に１つ設置されます。各基金の詳細は下に一覧表を掲載していますので、お問い合わせ下さい。

第1号被保険者のみが加入員になれますが、国民年金の保険料納付を免除されている人（全額または一部）および農業者年金の被保険者は加入できません。

また、第1号被保険者は同時に2つの基金に加入することはできませんが、職能型基金において2つの職業を持っている人は、それぞれの職能型基金に加入することはできます。

1. 国民年金の被保険者の資格を喪失したとき、または第2号被保険者若しくは第3号被保険者になったとき
2. 地域型基金の加入員が、加入していた基金の都道府県内に住所を有さなくなったとき
3. 職能型の加入員が、加入していた基金の事業または業務に従事しなくなったとき
4. 法定免除、全額免除、学生納付特例または30歳未満納付特例の規定により、保険料を納付しなくて良いとされたときおよび4分の1、半額、4分の3免除の規定により各々免除された保険料を納付しなくて良いとされたとき
5. 農業者年金の被保険者となったとき
6. 加入していた基金が解散したとき

加入員の資格を取得した月にその資格を喪失した人は、資格を取得した日に遡って、加入員でなかった者とみなされます。