遺族年金

遺族年金とは、被保険者や年金受給権者が死亡したときに、残された遺族に支給される年金を一般的に言ったものです。

国民年金における遺族年金は「遺族基礎年金」、厚生年金保険のそれは「遺族厚生年金」と呼んでいます。遺族基礎年金は一定条件の子がある場合に妻またはその子に支給され、厚生年金保険においては一定条件の配偶者、子、父母、孫、祖父母があるときに支給されます。

ここでは、遺族基礎年金と遺族厚生年金の共通点と相違点を解説します。

遺族基礎年金と遺族厚生年金の共通点

遺族基礎年金と遺族厚生年金とは共通点はありません。相違点をご覧ください。

遺族基礎年金と遺族厚生年金の相違点

年金を受給できる遺族が、遺族基礎年金では子のある妻または子ですが、遺族厚生年金では配偶者、子、父母、孫または祖父母となっています。

遺族基礎年金には一定条件の子がいるとき、妻または子に年金額の加算がありますが、遺族厚生年金では子のない妻や生年月日によっては老齢基礎年金の額が低い妻に対して加算があります。

国民年金では夫が納めた保険料が夫の死亡によって無駄にならないように、残された妻に自身の老齢基礎年金の支給が始まるまで寡婦年金が支給されたり、遺族基礎年金を受けることができない配偶者、子、父母、孫、祖父母または兄弟姉妹に対して死亡一時金が支給されます。

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