国民年金未納は財産差押

国民年金は強制加入ですから、保険料は言わば税金と同じです。税金を滞納すれば督促状が来て指定期日までに納入しなければ、財産差押えなどの滞納処分が実行されます。

平成23年度分の国民年金保険料納付率は64.1%、平成24年度分は61.8%でした。ちなみに、平成25年度分の4月~9月分に関しては56.1%でした。強制加入、強制納付に関わらず、7割にも満たないのは少し異常だと思います。

会社員や公務員は厚生年金保険料や共済年金の掛金を天引きされるときに国民年金の保険料分も引き落とされるので、未納問題は起こり得ません。

やはり、消えた年金記録問題が大きく影響し、国民年金への不信感が保険料未納の原因の一つとなっていることは否めないでしょう。もう一つは長引いた不況も大きく影響しているでしょう。

国民年金の年金額の半分は国庫負担することが正式に決定しましたから、未納のまま放っておくよりは免除の手続をして少しでも年金額を増やす知恵を働かせるべきだと思います。

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